プラセンタ療法  大きな効果あり


 

プラセンタ療法 大きな効果あり

 

数年前にプラセンタのサプリメントが話題となり、一躍プラセンタブームとなりました。

サプリメントに使用するプラセンタは、ブタのプラセンタですが、人の胎盤から作られたプラセンタがそれに伴い注目を浴びて来ました。

プラセンタ療法はこれからさらに注目を浴びてくる治療ですが、本当に効果があるのかの疑問も多いと思います。

そこで、私の経験もふまえて説明し、多くの方にプラセンタ療法について正しく知ってもらいたいと思います。


1.プラセンタとは胎盤のことです。

プランセンタとは哺乳動物の胎盤、またはそれから抽出されたエキスのことを言います。

胎盤は、赤ちゃんとお母さんとを臍帯で結んで赤ちゃんの生命を維持し、また成長を助けます。

そのため、胎盤には赤ちゃんの成長に必要ないろいろな栄養が含まれています。

さらに、女性ホルモン調節機能を高め、新陳代謝や血液循環をよくする働きがあり、お母さんにも効果があります。

その胎盤から抽出されたエキスを用いて、いろいろな症状を改善していく方法がプラセンタ療法です。


 

2.注射で使用しているプラセンタの原料は人の胎盤です。

プラセンタ療法を受けるにあたり一番気になるのがその原料です。

注射に使われているプラセンタは、すべて人の胎盤から作れています。

 

2-1.原料の胎盤

原料の胎盤は、全て日本の医療機関から、B型肝炎・C型肝炎・HIV(後天性免不全症候群)などに感染していないかを問診や血液検査により確認された健康なお母さんからの満期正常分娩の胎盤のみを、お母さんの同意を得た上で集められたものです。

 

 

2-2.集められ胎盤の処理

工場への受け入れ時に、色調・硬度など検査項目ごとにひとつずつ検査選別されます。

また、B型肝炎・C型肝炎、HIVについてウイルス検査を行い、これらがない事も確認されます。

 

 

2-3.加熱処理

オートクレーブと言われる高圧蒸気滅菌器(ほとんどの手術器具の消毒に使用されている確実な消毒機器です)で 121℃で15分間 数回、さらに121℃で20分間加熱処理が行われます。

この滅菌過程で現在わかっているウィルスや狂牛病の原因であるプリオン、またその他の感染症の原因を全て消滅させてしまいます。

さらに、製品は再度、B型肝炎・C型肝炎、HIVなどの検査が行われ、全く汚染されていないことを確認された後、出荷されます。

プラセンタは、厚生労働省が医薬品として認可してから30年以上が経ちますが、今まで一度も感染症や重大な副作用の報告もありません。

しかし、まだ知られていない未知の病原体で、熱にとてつもなく強いものがあるとすると、感染の可能性はゼロとはいえません。

 

 


3.日本で発売されているプラセンタの注射薬剤は2種類です。

日本生物製剤の「ラエンネック」、メルスモン製薬の「メルスモン」の2種類です。

一方、サプリメントは、主にブタの胎盤が原料となっています。

しかし、ブタならどれでもかまないわけではありません。

使用されるブタは、発育に悪影響を及ぼす病気に汚染されていない清浄なブタからのプラセンタを使用しています。

最近は、人の胎盤から作ったサプリメントのプラセンタも海外から輸入されていますが、その安全性は不明です。

 


4.プラセンタの成分

4-1.タンパク質、脂質、糖質の三大栄養素

4-2.ミネラル、カルシウム、ナトリウム、カリウムなど

4-3.ビタミン(B1、B2、B6、B12、Cほか)、

4-4.必修アミノ酸(ロイシン・イソロイシン他)、

4-5.酵素(アルカリホスファターゼ、酸性ホスファターゼ、ヒアルロニダーゼなど)

4-6.核酸(DNA、RNAなど)

このほかに、最近注目されている成長因子(グロースファクター)も沢山含まれています。

成長因子には、細胞の増殖を促し、傷んだ組織の修復を助ける働きがあり、私たちの身体の中にも沢山あります。

また、私が特に注目している働きは「強力な抗炎症作用と血流促進作用」です。

この作用を利用して、腰痛の治療が行われています。

詳しくは「プラセンタ注射による腰痛治療」をご覧ください。◀️只今作成中

なお、プラセンタには「ステロイドホルモン」は全く含まれていません。

 


5.プラセンタの効果

5-1.美容: 美白、保湿、シミ、たるみ、シワ、くすみ改善

5-2.女性の悩み:更年期障害、生理不順、生理痛、冷え症など

5-3.健康:肩こり、腰痛、アトピー、花粉症などのアレルギー、疲労回復、二日ようなど

5-4.メンタル:自律神経失調症、不眠症、うつ病など

 

詳しいプラセンタ効果は「プラセンタ効果は やじろべい効果」をご覧ください。◀️只今作成中

 


6.プラセンタの副作用

副作用はほとんどないと言われているプラセンタですが、稀に症状が出る場合があります。

私の経験した唯一の副作用は、プラセンタを注射した上腕部の「発赤とかゆみ」の炎症症状でした。

これはプラセンタに対する一時的なアレルギー反応だと思われ、半日ほどで症状は治まりました。

当クリニックではありませんが、軽い吐き気の報告もあります。

ご心配な方は診察時に担当医師にご質問されてください。

 


7.クリニック選びでの注意点

最近は海外で作られたプラセンタを使用している使用している医療機関もあります。

そのため、プラセンタ治療を希望される場合は信頼性のあるクリニックや医療機関を選ぶことが大切です。


まとめ

  1. 「プランセンタ」とは哺乳動物の胎盤、またはそれから抽出されたエキスのことを言います。
  2. プラセンタは、厚生労働省が医薬品として認可してから30年以上が経ちますが、今まで一度も感染症や重大な副作用の報告はありません。
  3. 私が特に注目している働きは「強力な抗炎症作用と血流促進作用」です。
  4. 当クリニックは信頼の国内産のプラセンタを使用しています。

 

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