手~指の刺青治療


今回は、全く隠すことができない 手~指 の刺青治療です。

 

「手には刺青入れないじゃないの」と思われる方も多いのですが、これが以外に多い場所です。

それも小さい刺青が。

また彫師の入れたものより本人や友達が入れた場合が多いようです。

 

当然、ご本人の場合は、利き腕が右の場合は左手に入れ、逆の場合は右となります。

ただ、中にはご自身両方に入れられた場合もありますが、当然ながら利き腕の刺青は、反対側より上手ではありませんが。

 

刺青の柄としたは、字や線のみがほとんどです。色も黒がほとんど。特に指には黒の線の柄が多いです。

目立ちにくいためもあるかもしれませんが、複雑な絵柄は入れにくいのが理由かと思います。

 

さて、手や指の刺青は小さいため、除去が易しいと思われる方もおられるでしょう。

 

ところが逆です。

刺青は小さくても手や指は他の部位と異なり機能性が重要視されています。

また、血管や神経、指を曲げたり伸ばしたりする腱(すじ)がたくさんあり

、どれも傷つけては後で機能障害が残ります。

 

治療の基本は切除縫縮術です。

ただ、あまり大きいと縫縮することはできても、今度は指を縮め足り伸ばしたりすることができなくなり、生活に支障が生じます。

あまり経験のない医師が行えば取り返しのつかないことにもなります。

十分は解剖の知識と技術が必要です。

 

ただ、それほど大きくないものでしたら、1回の切除縫縮術で済みますので、レーザー治療ほどの時間や費用はかからないと思います。

 

ところで、刺青についで多いのが、いわゆる「がまん」の跡。

タバコの火をつけて「がまん」するあれです。

何もそのようなことまでが「がまん」を競わなくても思うのは、痛みに弱い私だけでしょうか。

 

この場合も治療も切除縫縮術ですが、丸い傷跡と取り除くのは以外と難しい手術をなります。希望される方にはわからないと思いますが?

 

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