アメリカの新聞「New Yord Times」にレーザー光で消える刺青について書かれてある記事を見つけました。
1999年に設立されたFreedom-2という会(http://www.freedom2ink.com/default.asp )が、レーザー機器の権威であるAnderson医師らとの共同で「永久に残るが、レーザーで取り除くことができる刺青インク(permanent but removable tattoo ink)」を開発したとことです。
会社は今後このインクの需要が多くなると発表しています。
使用方法は従来の刺青の方法と同じで、インクのみを変えるだけとのことです。
ただ、このインク専用のレーザーが必要だそうですので、その開発も必要とありました。日本にはお目見えするにはまだ大分先のことでしょう。
このインクの開発の背景には、10代の30%以上が刺青を入れているという社会問題があります。
いくら自由な国と言われているアメリカでも、刺青を入れている方は、やはり社会生活で制約を受けていいます。そのための開発でもあるようです。
ただ、アメリカには公衆浴場はありませんから、多少日本とは状況が異なるかもしれませんが。
さて、もしこれが現実となれば、今まで以上に、気楽にかつ簡単に刺青を入れる方が多くなり、刺青人口もふえ、刺青を入れている方の市民権ガ得られる?かもしれません。
ただし、インクの料金がかなり高額になりそうですので、刺青を入れる料金は現在の数倍となるかもしれません。
一方、結婚や就職の前に刺青除去を希望される方も多くなり、私の仕事が増えるかもしれませんが。
しかし、残念ながらすでに刺青を入れられている方には、関係ない話です。
除去を希望される場合は、従来の治療法からしか選択できないのは何も変わりませんが。
あくまでも、将来刺青を入れたいと思われた時のお話でした。
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