治療を希望される方の多くは、治療を受けたいけれど、どの治療が適しているかわからないと言われます。
そこで、私が作成した刺青治療の選択ガイドをお教えします。
これは、あくまでも私の治療を中心としているもで、他の医療機関でも通用するものではないことをご了承ください。
患者様の希望から
1)傷跡の程度
●少しでもきれいに:Qスイッチヤグレーザー
ただし 黒・青・赤に限定
●刺青とわからなければ傷跡は問題としない:
切除縫縮術・炭酸ガスレーザー による削皮術
2)治療期間の短縮
●結婚式前や就職前などで治療期間が短い(1回の治療を希望)
小範囲:切除縫縮術
1回の切除縫縮術では取り除けない場合:炭酸ガスレーザーによる削術
3)治療費
●少しでもきれいな傷跡になるなら高額でも構わない: Qスイッチヤグレーザー
●治療費を抑えたい:切除縫縮術・炭酸ガスレーザーによる削皮術
医師の判断から
A)刺青の色
●黒色:Qスイッチヤグレーザー
●多色:大きさにより適応を考える
B)刺青の範囲
●小範囲:切除縫縮術(可能な限り1回)
●広範囲:炭酸ガスレーザーによる削皮術
メスによる皮膚削皮術+皮膚移植術
C)刺青の部位
●皮膚に余裕がある部位:切除縫縮術
●皮膚に余裕のない部位:炭酸ガスレーザーによる削皮術
以上の患者様の希望と医師の判断から共通する治療法を優先しています。
しかし、最近は広範囲刺青で、しかも1回の治療を希望されれるかたが多くなったため、やはり炭酸ガスレーザーによる削皮術が適用となっています。
治療を希望され方の希望に添えるようじしていますが、なかなか難しい治療、それが刺青治療です。
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