2014年10月11日 第375回日本皮膚科学会新潟地方会が開催され発表してきました
演題名は
「脂肪融解溶液を顔面に自己注射した1例」
最近、インターネットでいろいろな医療用薬剤が簡単に購できるようにいなりました。
それに伴っていろいろな問題が生じています。その1例を報告してきました。
危険ですので必ず医療機関で受けられてください。
演題の抄録は以下の通りです。
「脂肪融解溶液を顔面に自己注射した1例」
やまもと形成外科クリニック 山本光宏
脂肪吸引に代わる方法として脂肪融解剤を注入する方法が盛んに行われている。使用する薬剤は大豆成分のレシチン(フォスファチジルコリン)で、日本での製造がないため、医師が輸入代行業者を通して個人輸入している。しかし、インターネットサイトを利用すれば医師以外でも購入し使用することもできる。また、その使用方法を説明しているサイトもみられる。
今回30歳女性で、インターネットサイトで脂肪融解溶液を購入し、顔面に自己注射し皮膚壊死を生じた症例を経験したので報告した。
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