最近は、tattoo shopの普及と共に、ファッションアートとして若い方の間で流行し、気楽に入れられる方が多くなりました。
多少のためらいがあっても、勢いで入れてしまうそうです。
しかし、治療は勢いではだめで、ある程度の覚悟が必要です。
さて、刺青治療を希望される方の理由はいろいろです。
就職への制限
刺青(入れ墨)を取り除くことが結婚の条件
子供と一緒に温泉やプールに行けない
孫とお風呂に入れない
などの問題でその除去を希望する方も多くなってきていまが多いのです。
中には
刺青の模様が気に入らないので新しい刺青を入れ直したい
方もおられますが、あくまでもそれは例外。
このように、勢いで入れた刺青を後悔されておられる患者様がほとんどです。
ファッションアートとして気軽に入れられるのはご自由ですが、現在の日本ではかなりの制約がありますので、それを覚悟し上で、刺青を入れてください。
しかし、すでに入れてしまい後悔されていて、今後治療を考えておられる方は、現在行われている治療法について知られることが重要かと思います。
刺青の治療としてレーザー治療と外科的治療とに分けられます。
レーザー治療と聞くと魔法みたいな完全に消えてしまうように思われている方も多いのですが、残念ながらそのような魔法はありません。
でも、手術は怖い。
そこで多くの刺青の患者さんはレーザー治療をまずは希望されます。