刺青と同じように簡単な気持ちで入れたアートメイクも、時間とともに形・色・などが気に入らなくなり消したくなるそうです。
刺青の場合は、就職・結婚・出産など人生の節目や社会性などが理由ですが、アートメイクはあくまでもご本人の気持ちだけです。
これが刺青治療との大きな違いです。
刺青を入れたら周囲から非難を受けたり、結婚を断られたり、就職に制限がつけられたり、スポーツで優秀な選手でも公式試合に出られなかったり———たくさんあります。
でも、アートメイクがあっても——何ら制約はありませんね!!!!!
治療する側から言わせてもらうと 刺青もアートメイクも皮膚に色素を入れているは同じなのですが。
しかし、それを消したい理由は多少異なっています。
次のような理由で除去を希望されています。
1)ファッション感覚で入れてしまったけれど、やはり取りたい
入れるときは興味と勢い しばらくして反省と後悔
刺青ほどではありませんが、多少同じ感覚があるようですね。
2)希望通りのデザインでなかった。
所詮、他の人が入れるものですので 自分が思っている通りには難しいものです。
消しゴムのようなもので消すことができればと、いつも考えています。
3)自然でない
これもご自分で判断する為です。
自分が思っているほど他の人から見れば、不自然ではないようです。
アートメイクはご自分のためです。いかに満足するかですが難しい問題でね。
4)昔とはメイクの流行が変わってしまったので
これは仕方ないこと。年月が経つと流行廃りは付きも。
それを考えると眉墨で書くほうが簡単かも知れませんね。
5)新しいデザインのアートメイクに変更したい
刺青でもデザインが気に入らないので新しい刺青を入れるために治療を受けに来られる方もおられます。
刺青もアートメイクもインターネットで言われている ほど簡単には消えませんよ。
アートメイクも入れる時は、数年後のことを考えてからにしていは如何でしょうか。
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